LGの4K HDRテレビのおすすめ映像・画質設定!UK6300シリーズ【2018】

今回は、「LGの4K HDRテレビUK6300シリーズのおすすめ映像・画質設定」についてご紹介します。

2018年に発売されたLGの4K HDR液晶テレビ「UK6300PJFシリーズ」をしばらく使っているのですが、初期設定ではあまり綺麗に表示されなかったため、しばらくの間画質設定を片っ端からいじっていました。

そしてさまざまな映像・画質設定を試行錯誤してみた結果、最適な設定にたどり着けたように思えるので、今回はご紹介したいと思います。

今回の例として紹介するのは、2019年モデルである「43UK6300PJF」、「49UK6300PJF」、「55UK6300PJF」、「65UK6300PJF」の4機種となりますが、他のLGのテレビでも同様に設定できるかもしれません。

そんなわけで今回は、LGのUK6300シリーズのオススメの映像・画質設定について見ていきましょう。

※最適な設定はユーザーによって異なると思うので、参考程度にご覧ください。

2019年モデルの有機ELテレビはこちら: LGの有機ELテレビのオススメ映像・画質設定!B9PJAシリーズ【2019】

LGの4K HDRテレビUK6300PJFシリーズのおすすめ映像・画質設定

▲では、実際に「LGの4K HDRテレビUK6300シリーズのおすすめ映像・画質設定」について見ていきましょう。

映像・画質設定を変更するためには、まずテレビをつけた状態でリモコンの「設定ボタン」を押します。

「設定ボタン」を押すとメニューが表示されるので、最下部の「詳細設定」を選択します。

「詳細設定」を開くと、さまざまな設定を変更できるようになるので、最上部の「映像」を選択します。

まずは、「映像モードの設定」を見ていきましょう。最初に「映像省エネ設定」をオフにしておいてください(後で自動にします)。

地デジ・BSの設定

まずは、「地デジ・BS」の設定について見ていきます。

これは、地デジ・BSやなどのテレビ番組に最適化した設定になります。

  • 映像モード… 「標準」(HDR映像モードは「標準」)
  • バックライト… ちょうどいい明るさに設定する ※映像省エネ設定をオフにすると変更可能
  • コントラスト … 95 (HDRは100)
  • 明るさ… 50
  • シャープネス… 25
  • 色の濃さ … 55 (HDRは65)
  • 色合い … 0
  • 色温度 … 0
  •  詳細設定
    • ダイナミックコントラスト… オフ (HDRは「中」)
    • ダイナミックトーンマッピング … オン
    • ダイナミックカラー … オフ
    • 色補正 … 0、0、0
    • 色域 … エクステンデッド
    • 超解像度 … 弱
    • ガンマ … 強1 (HDRは「中」)
  • 映像オプション
    • ピクチャーノイズリダクション … 自動
    • MPEGノイズリダクション … 自動
    • 黒レベル … 低
    • リアルシネマ … オン
    • アイケア … オフ
    • TruMotion … オフ

「映像モード」は、「標準」に設定します。(HDR映像モードの場合は「標準」にします。)

※HDR映像モードは、HDR動画を再生中にのみ設定できます。

「バックライト」は眩しすぎず暗すぎないちょうどいい明るさに設定し、後で映像省エネ設定を「自動」にします。

(昼間はちょうど良くて夜テレビが眩しい場合は、LEDテープや間接照明などを使って調整しましょう。)

「コントラスト」は「95」(HDRは「100」)に設定します。

「明るさ」は、「50」に設定します。

「シャープネス」は「25」に設定します。

「色の濃さ」は「55」(HDRは「65」)に設定します。

「色合い」は「0」に設定します。

「色温度」は「0」に設定します。

詳細設定

「ダイナミックコントラスト」は、「オフ」(HDRは「中」)に設定します。

「ダイナミックトーンマッピング」は、「オン」に設定します(HDRのみ設定可能)。

「ダイナミックカラー」は「オフ」(HDRは「中」)に設定します。

「色補正」は、「0、0、0、0」に設定します。

「色域」は、「エクステンデッド」に設定します。

(この機種はなぜか色域の「ワイド」を選択できないようです。)

「超解像度」は、「」に設定します。

「ガンマ」は、「強1」(HDRは「中」)に設定します。

(地デジは白っぽく見えるので「強1」にしました)

映像オプション

「ピクチャーノイズリダクション」は、「自動」に設定します。

(地デジのノイズを抑えるためです。)

「MPEGノイズリダクション」は、「自動」に設定します。

(地デジのノイズを抑えるためです。)

「黒レベル」は、「」に設定します。

「リアルシネマ」は、「オン」に設定します。

「アイケア」は、「オフ」に設定します。映像が不自然になるためです。

「TruMotion」は、「オフ」に設定します。映画がヌルヌル表示になって不自然になるためです。

以上が、「地デジ・BSの設定」になります。

映画・ドラマの設定

続いては、「映画・ドラマ」の設定について見ていきます。

これは、Netflix、Amazon Prime Videoなどの映画・ドラマに最適化した設定になります。

映画やドラマは、テレビ番組よりも画面が暗いのでそれに合わせた設定をします。

※基本的にはテレビ番組と同じですが、ダイナミックコントラストが異なります。

  • 映像モード… 「標準」(HDRも「標準」)
  • バックライト … ちょうどいい明るさに設定する ※映像省エネ設定をオフにすると変更可能
  • コントラスト … 95 (HDRは「100」)
  • 明るさ… 50
  • シャープネス… 25
  • 色の濃さ … 55 (HDRは「65」)
  • 色合い … 0
  • 色温度 … 0
  • 詳細設定
    • ダイナミックコントラスト… オフ (暗い場合は「中」や「強」)
    • ダイナミックトーンマッピング … オン
    • ダイナミックカラー … オフ (HDRは「中」)
    • 色補正 … 0、0、0
    • 色域 … エクステンデッド
    • 超解像度 … 弱
    • ガンマ … 中
  • 映像オプション
    • ピクチャーノイズリダクション … 弱
    • MPEGノイズリダクション … 弱
    • 黒レベル … 低
    • リアルシネマ … オン
    • アイケア … オフ
    • TruMotion … オフ

映像モードは、「標準」(HDRも「標準」)を選択しました。

バックライトは、あなたの部屋の明るさに合わせてちょうどいい明るさに設定しましょう。

コントラストは、「95」(HDR映像は「100」)に設定しました。

明るさは、「50」に設定しました。

シャープネスは、「25」に設定しました。

色の濃さは、「55」(HDRは「65」)に設定しました。

色合いは、「0」に設定しました。

色温度は、「0」に設定しました。

詳細設定

ダイナミックコントラストは、「オフ」(HDRは「中」)に設定しました。

(映画が暗すぎて見づらい場合は「」や「」にしましょう。)

ダイナミックトーンマッピングは、「オン」にしました。

(ダイナミックトーンマッピングを使うと、HDRの暗い映像が明るくなるので「オン」にしておきましょう。)

ダイナミックカラーは、「オフ」(HDRは「中」)にしました。

色補正は、「0、0、0」にしました。

色域は、「エクステンデッド」に設定しました。

(この機種はなぜか色域の「ワイド」を選択できないようです。)

超解像度は、「」に設定しました。

ガンマは、「」に設定しました。

映像オプション

ピクチャーノイズリダクションは、「」にしました。

MPEGノイズリダクションは、「」にしました。

黒レベルは、「」にしました。

リアルシネマは、「オン」にしました。

アイケアは、「オフ」にしました。

TruMotionは、「オフ」にしました。

以上が、「映画・ドラマの設定」になります。

画面サイズ

  • 画面サイズ … オリジナル
  • ジャストスキャン… オン

「画面サイズ」は、「オリジナル」に設定します。これによって映像ソースに合わせてアスペクト比を設定してくれます。

「ジャストスキャン」は、「オン」に設定します。これによって画面の端が切れてしまうのを防ぐことができます。

映像省エネ設定 … 自動 (またはオフ)

「映像省エネ設定」は、「自動」にします。

これによって、部屋の明るさに合わせてバックライトを自動調整してくれます。

「自動」にしてもうまく明るさが調整されない場合は、「オフ」にしましょう。

(テレビの位置によっては、なぜか昼よりも夜の方が明るくなってしまうことがあります。)

眼精疲労軽減モード … オフ

「眼精疲労軽減モード」は、「オフ」に設定します。

オンにすると映像が黄色がかって表示されてしまうためです。

機器設定

「機器設定」の「高速起動+」は「オフ」しておきましょう。

起動時に映像の表示がおかしくなることがあるためです。

ゲームの設定

続いては、テレビゲームを遊ぶときの映像設定についてご紹介します。

映像モード

  • 映像モード… 「ゲーム」
  • バックライト… ちょうどいい明るさに設定※映像省エネ設定をオフにすると変更可能→あとで自動にする
  • コントラスト … 85
  • 明るさ… 50
  • シャープネス… 20
  • 色の濃さ … 55
  • 色合い … 0
  • 色温度 … 0
  •  詳細設定
    • ダイナミックコントラスト… オフ
    • ダイナミックトーンマッピング … オン
    • ダイナミックカラー … オフ
    • 色補正 … 0、0、0
    • 色域 … エクステンデッド
    • 超解像度 … 弱
    • ガンマ … 中
  • 映像オプション
    • ピクチャーノイズリダクション … オフ
    • MPEGノイズリダクション … オフ
    • 黒レベル … 低
    • リアルシネマ … オフ
    • アイケア … オフ
    • TruMotion … オフ

ゲームは目の負担を下げるために、バックライトを低めに設定するのがオススメです。

以上が、「2018年モデルであるLGの4K HDRテレビUK6300シリーズのおすすめ映像・画質設定」になります。

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最後に

今回は、『LGの4K HDRテレビのおすすめ映像・画質設定!UK6300シリーズ【2018】』についてご紹介しました。

このように、LGのUK6300シリーズでは初期設定からかなり変更することが必要になります。

UK6300シリーズには、「α7 Intelligent Processor」という映像エンジンが搭載されているためか、より細部まで映像が表示される印象です。

もちろん使う人によって最適な設定は異なってくると思うので、今回紹介した設定は参考程度にしてください。

皆さんも、LGの4K HDRテレビの映像・画質設定を変更して快適に使ってみてはいかがでしょうか。